CashWalkがUnity LevelPlayで収益を225％、エンゲージメント率を5倍向上させた方法

CashWalkは、ウォーキングやランニングをすることでユーザーが報酬を獲得し、それらを大手ブランドや商品のギフトカードと交換することができる韓国発のアプリです。収益とエンゲージメントを強化したいと考えていた同社のチームは、ビジネス拡大を求めて専門家に相談しました。

CashWalkのCEOであるJungsin Park氏が、Unity LevelPlayとUnityのアプリデザインコンサルティングを活用して、アプリの収益を225%、エンゲージメント率を5倍に向上させた方法をご紹介しましょう。

広告マネタイズ戦略による収益とエンゲージメントの向上を目指して

“Unity LevelPlayは、CashWalkチームが最初に導入したメディエーションプラットフォームです。メディエーション導入以前はバナー広告が主なマネタイズ手法でしたが、入札ネットワークを通じて新しく多様な広告枠を利用したいと考えていました。LevelPlayのレポートで当社のDAU規模とあらゆるベンチマークを見て、LevelPlayの担当者は私達の成長のチャンスに気づきました。そしてより収益を上げるために、広告マネタイズ戦略の最適化に取り組むことを提案してくれました。当社はLevelPlayのパートナーとして、デベロッパーが広告導入戦略を改善するための詳細な分析を含む広告戦略コンサルティングなど、多くの専用ツールや機能を利用することができたと思います。

Unityの広告戦略コンサルタントと協力して広告導入戦略を改善

Unityのチームはまず、私たちの広告枠戦略とKPIをベンチマークと比較して徹底的に分析し、当社のアプリに特化した非常に精度の高い洞察を提供してくれました。また、利用可能な各広告枠の概要と、それらの広告枠が明確でアクセスしやすく、価値のあるものであるための実装の基本も教えてくれました。広告戦略コンサルタントの専門知識は比類のないもので、チーム全体が私たちの成功をとても気にかけてくれていることがわかりました。当社のアプリ改善に対する彼らの献身と、優れたインサイトを提供してくれたことに感謝しています。

Unityのコンサルタントは、当社の広告枠がアプリに埋もれてしまいエンゲージメントをほとんど促していないことに気づきました。そして同時に当社アプリはリテンション率が高いので動画リワード枠によりユーザーの行動を抑止する可能性は低く、ホーム画面などのもっとアクセスしやすい場所に広告枠を設置するべきだと教えてくれました。そこで、私たちが最初に行ったのは、ユーザーがアプリを立ち上げてすぐのホーム画面にリワード動画枠を追加することでした。

また、どうしたら動画リワードのトラフィックが促進されるかや、広告をユーザーに表示する頻度や回数・上限についても非常に参考になる洞察を提供してくれました。例えば彼らは、ユーザーがその日まだ保有していないコインを獲得できるような動画リワード枠をテスト導入することでFOMO（Fear Of Missing Out＝取り残されることを避けたい）感覚を与え、ユーザーのエンゲージメントを促すことを教えてくれました。また、提供は1日3回まで、0～30分のペースにすることも提案してくれました。当社は少ないコイン数から検証し、量を増やす中でLevelPlayのA/Bテストを活用することにしました。

Unityが最後に提案したのは、ユーザーがアプリ内で新たなマイルストーンに到達した際に追加コインを提供する動画リワードで、これによりユーザーが1日にアプリを立ち上げる回数が増えるということでした。

当社の収益化戦略の大きな要素である広告導入の成功には、彼らのコンサルティングが役立ちました。今後もさまざまな洞察と改善案の提供を期待しています。

収益は225％、エンゲージメント率は5倍に向上

ホーム画面に動画リワードを導入した後、Unity LevelPlayのレポートでパフォーマンスを注意深くモニタリングしました。当社にとって本当に重要であった高いリテンションを維持することができるだけでなく、他のあらゆるKPIが向上し、安定することができました。実際、全体の収益は約225%ほど増加しました。

Android：

• 1日の収益が67%増加
• ARPDAUが74%増加
• エンゲージメント率5倍

iOS：

• 1日の収益は3.5倍増加
• ARPDAUは2倍
• エンゲージメント率3倍

当社はUnityチームとの関係を大切にしており、その強固なコミュニケーションとサポートのおかげで大きく成長することができました。米国でUnityの広告戦略コンサルタントと協力して大きな成功を収めたのを見て、現在は韓国版にも同じ動画リワード枠を導入しようと取り組んでいます。また、米国でのオファーウォールの導入にも取り組んでいます。"