ケーススタディ
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Inspired Square FZEは、アラブ首長国連邦を拠点とするゲーム開発スタジオです。大ヒットしているX2 Blocksや 2248:Number Gamesを始めとするパズルゲームを開発、運営しています。

Inspired SquareがironSourceとTapjoyオファーウォール、そしてAuraのオンデバイス広告を導入し、インストール、支出額、ROAS(目標広告費用対効果)など、幅広い項目の成長と向上をいかに成し遂げたかについて、Inspired SquareのITおよびオペレーション担当ディレクターであるZulqarnain Satti氏が説明します。

5倍

D7アプリ内課金売上に対するROAS

3倍

ユニーク課金者数の増加

オファーウォールが達成した成果

昨今、今日に至るまで当社とironSourceは提携関係にあるわけですが、実際のところ当社が展開するX2 Blocks iOSのUA活動全体への貢献度では、ironSourceネットワークの右に出る企業はありません。

当社がAndroidを基盤としたUA(ユーザー獲得)活動の拡大を望んでいたため、ironSourceの担当チームはオファーウォール上でマルチリワードキャンペーンを試すよう提案してきました。。このキャンペーンでは、(オファーウォールから獲得した)新規ユーザーは複数のイベントに参加して複数のリワードを受け取れます。単一イベントキャンペーンと比較して、ユーザーはより多くのリワードを受け取れるわけで、当社にとっては多くのUA機会が期待できます。

ironSourceの担当チームは、入札額を複数のイベントに分散して投資することで、コンバージョン率、競争力、ROASの向上を狙う方法を説明してくれました。それらを踏まえて、当社はX2 Blocksのキャンペーンに乗り出しました。するとキャンペーンに大きな影響をもたらしたどころか、KPI目標も達成できたのです。この流れに乗り、2248パズルゲームでもオファーウォールを活用したキャンペーンを展開することにしました。

X2 Blocksと2248パズルゲームのオファーウォールキャンペーン実施以来の成果は以下のとおりです:

  • Androidにおける一日の平均支出額は4倍増に拡大
  • アプリ内課金のD7(7日目)ROASも5倍超の増加
  • ユニーク課金者率が3倍超に成長

ironSourceのオファーウォールを使ったキャンペーンが好成果を生んだことを受け、当社はTapjoyオファーウォールも実行し、UAの可能性を拡大することにしました。

Auraを活用した規模の拡大

事業規模が拡大するにつれ、当社は長期にわたる優良ユーザーの獲得に焦点を当てたチャネルを追加したかったため、Auraを活用したオンデバイス広告に出稿することにしました。当社は、オンデバイスキャンペーンが、いかにして有望なユーザーとの強力な初期コネクションを独自に構築するかを理解しました。つまり、ユーザーは、新しいデバイスを利用開始した時点でアプリを認識するのです。

そこで、ironSourceのAura担当チームと連携して、取り組んでみることにしました。担当チームは当社のデータを分析し、オンデバイスにおいてコスト効率と規模拡大の好バランスをどのようにとるか示してくれました。X2 Blocksに関するeCPIデータの分析結果を踏まえ、Aura担当チームは複数の入札キャンペーンを実施しました。デバイスモデルや国など異なるセグメントへの異なる入札です。

キャンペーン期間中、Aura担当チームは週次で入札額を調整すると共に、他にも実践できそうな国を探りました。この戦略は大きな成果をあげました。事業規模の拡大とeCPI目標の達成を同時に実現できたのです。X2 Blocksの成功を受けて、Auraキャンペーンの展開対象国の拡張や、他の当社ゲームアプリについても実施することにしました。

連携関係の維持

ironSourceとの連携により、ironSourceネットワーク、オファーウォール、Auraを活用したオンデバイスを通じた全方位でのユーザー獲得活動に取り組むことができました。当社は他とは異なるironSourceのUAソリューションを採用したわけですが、この選択によりUAは大幅に増大しました。しかも、eCPI目標を達成しながら、事業規模とユーザー獲得数の両方を伸ばしたのです。当社が事業拡大を続ける中、この先もironSourceが開発した新ツールを試し、同社との連携関係を継続していくことに期待しています。

Let's put these tips to good use

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