Ok CashbagとSyrup、収益がUnity LevelPlayメディエーションで63％増加、Tapjoyオファーウォールで225％増加

Ok Cashbagは韓国最大の総合マイレージサービスで、50,000以上のパートナー加盟店と約2,400万人の会員を持っています。このサービスは、様々なブランド加盟店で獲得および利用できる多用途なマイレージサービスをユーザーに提供するとともに、パートナー企業には差別化されたマーケティングサービスを提供しています。

Syrupは韓国で1,500万人のユーザーを持つ資産管理プラットフォームで、会員特典、クーポンサービス、600以上のブランドとの提携による特典など、幅広いサービスを提供しています。

彼らは報酬アプリOk Cashbagの収益化戦略を構築し、ユーザー体験を向上させたいと考えていました。そこでUnityチームは、包括的な広告収益化戦略を設計しました。

Ok CashbagとSyrupのチームは、Ok Cashbag、Syrup、O!Lockなどを含む同社のアプリタイトル全体でUnityを使用しています。Unityの動画リワードを導入することで四半期ごとの収益が63％増加し、さらにTapjoyのオファーウォールで収益が225％増加、eCPMが270％向上した経緯をご紹介します。

複数のUnityプロダクトを用いた包括的な収益化戦略の構築

私たちは、Ok Cashbagアプリで包括的な収益化戦略を構築し、ユーザー体験を維持しつつ向上させるという2つの目標を持っていました。強力な収益化ツールセットに基づいて、まず動画リワードを導入し、その後オファーウォールで収益化するためにUnityチームと協力することにしました。

動画リワードの実装

数年前からUnity LevelPlayメディエーションを使用しており、ディスプレイ広告を中心とした収益化戦略を構築してきました。広告戦略を拡大するために、チームは動画リワードを試すことを提案しました。Unityチームによると、動画リワードは収益を増やすだけでなく、ユーザーがアプリ内でゲーム進行するのを助けるため、ユーザー体験も向上すると言います。

動画リワードを試験的に導入したところ、すぐに収益は倍増し、チームの予測が正しかったことが証明されると同時に、動画リワードがユーザー体験にポジティブな影響を与えていることがわかりました。そこから、さらに影響を最大化するために、ビディングネットワークを追加することで競争を強化し、より高い入札を促しました。

収益化戦略を最適化することで、四半期ごとに収益は増加し続けています。最初の動画リワードを導入して以来、四半期ごとの収益が63％以上増加しました。この成功を受け、今では他のアプリにも動画リワードを導入し始めています。

オファーウォールによる収益の増加

動画リワードで成功を収めた後、さらにOk Cashbagの収益化戦略を広げることを考え、Tapjoyのオファーウォールに目を向けました。自社のローカルオファーウォールもありましたが、ローカル広告主のみでの広告展開のため、収益は限られていました。

いくつかのオファーウォールオプションを検討した結果、Tapjoyのオファーウォールは高品質なオファーと高額な入札を提供し、ユーザーにとってよりエキサイティングな報酬を提供できるため、当然の選択となりました。グローバルトラフィックにアクセスできるため、高額入札を達成し、eCPMを向上させるのに役立つこともわかりました。

Tapjoyのオファーウォールを使用することで、CPAやCPSキャンペーンに限定されず、マルチリワードCPEキャンペーンを活用できました。ユーザーが複数の報酬を1つのオファー内で収集できるため、ユーザーはより多くの時間を費やしてオファーを完了し、広告主はエンゲージメントを最大化し、開発者はeCPMを向上させることができます。

オファーウォールを設定したところ、すぐに収益とeCPMが急上昇しました。これらの報酬オファーはユーザーにとって非常に魅力的であり、特にミッドコアおよびハードコアゲームのオファーが好評で、広告主は高品質のユーザーに対して追加広告費を支払うことを喜んでいました。ユーザーはオファーを完了した後、その広告のゲームに強くエンゲージしていました。

オファーウォールを導入して以来、全体のeCPMが270％、収益が225％増加しました。この成功を見て、他のアプリ、SyrupやO!LockでもTapjoyオファーウォールのパフォーマンスに期待しています。

*季節的要因で2月は業績が落ち込んだ

Unityの専門家のサポートのおかげで、収益と最適化能力が新たな高みに達しました。収益化プラットフォームを成長させ、ユーザー体験を向上させるためのツールを完全に備えていたと思います。

動画リワードの成功を受けて、さらに収益化を拡大するために追加の広告枠の導入も検討しています。