Panda StudioがUnityLevelPlayを活用してROASを222%向上、eCPIを21%削減した方法

中国に本拠を置くモバイルゲーム開発会社Panda Studioは、最大のヒット作Battle Bingoのスケールアップを目指していました。 同社は、UnityLevelPlayメディエーションで他のトップカジノゲームのインストール数が増加しているのを見て、同ソリューションを試してみることに決めました。そして、ironSourceのROASオプティマイザーをテスト導入してみたのです。

Panda StudioのCEOであるDamon Sun氏が、収益化とUAデータをLevelPlayと連携することで、いかにユーザーベースを拡大し、ROASを222%向上させたかを紹介してくれました。 それでは、詳しく見ていきましょう。

UnityLevelPlayへの移行

「当社では、Battle Bingoのユーザーベースのグロースを目指していたものの、以前のメディエーションプラットフォームではグロース目標を達成することができませんでした。 新しいインスピレーションを得るために、同じジャンルのゲームで成功した他の開発者を分析し、UnityLevelPlayメディエーションが共通点の1つであることに気付きました。

LevelPlayチームにコンタクトを取ったところ、プラットフォームとそのツール群を活用することで、当社のゲームが目標に到達できる可能性が見えたのです。 当社は、特にCPMバケットと、収益データを使用してUAアクティビティの改善を最適化するROASオプティマイザーを使用することに関心がありました。 最終的に、私たちはこのソリューションを試してみることにしました。」

CPMバケットでパフォーマンスを成功に導く

「まず、LevelPlayのチームはBattle Bingoの履歴データを分析し、入札ポテンシャルに基づいてインスタンスを調整するなど、いくつかのウォーターフォールの初期設定についてアドバイスしてくれました。

UnityLevelPlayのリアルタイムピボットレポートを使用して、ウォーターフォールをCPMバケット、または価格帯別に分割することで、さまざまな広告ネットワークを分析しました。 このようにして、どのネットワークがインプレッションと収益を高めているかについて理解を深め、入札ポテンシャルが最も高いネットワークを見つけ、それに応じて新しいインスタンスを追加しました。

その後、新しいインスタンスがARPDAUを強化しているか確認するためのA/Bテストを実施しました。 最高のパフォーマンスを誇るウォーターフォール設定で、スケールアップのための絶好の体制を整えることができました。」

ironSource ROASオプティマイザーの利用

「そして、今回の主な目的であるROASオプティマイザーでスケールアップするときが来たのです。 UAキャンペーン管理を自動化するため、オプティマイザーが貴重な時間とリソースを節約することができることは分かっていました。

オプティマイザを利用するのに十分なパフォーマンスデータを収集するため、まず過去のROASパフォーマンスに基づいて、各アプリの価格を手動で調整しました。 これにより、高パフォーマンスのアプリへの入札を増やすことができたのです。

十分なデータを得た後、パフォーマンスに基づいてD7目標を設定し、米国のキャンペーンでオプティマイザーを有効化しました。 Unityチームのアドバイスに従ってパフォーマンスを最適化した後、新しいクリエイティブのA/Bテストを実施し、必要に応じて調整を行いました。」

KPIの伸びを実感

「ROASオプティマイザーの使用開始後、D7 ROASは222%向上しました。 D7 ARPU（ユーザーあたりの平均収益）は152%向上し、インストールあたりのコスト（eCPI）は21%削減されました。

以前のメディエーションプラットフォームと比較すると、ARPDAUと収益は共にそれぞれ17%と23%増加していることが確認できました。 業績が拡大しただけでなく、価値の高いユーザーを獲得すると同時に、収益が増加しました。」

「業績が拡大しただけでなく、価値の高いユーザーを獲得すると同時に収益が増加しました。」

- Panda Studio社CEO、Damon Sun氏

「Unityチームと協力することで、誰もが満足できる結果を得ました。つまり、UAキャンペーンを設定し、キャンペーンの最適化を自動化することで、プロセスの手動作業の時間を節約することに成功したのです。 言うまでもなく、このプロセスを通して、私たちは協力的でお互いに支援し合えるパートナーシップを築きました。

このパートナーシップとUnityLevelPlayが、今後のスケールアップにどのように役立つのか、楽しみにしています。