Qcplay、Unity Adsビッダーを活用してARPDAUを29%向上

Qcplayは中国のモバイルゲームスタジオで、LevelPlayのパートナーです。同スタジオは、ほぼIAPゲームである新しい放置系RPGの「Super Snail」で広告の収益化を最適化し、ユーザーエンゲージメントを向上させることを目指していました。これを実現するために、Unityチームのアドバイスに従って、Unity Adsビッダーを使用して広告の収益化を最適化しました。 

QcplayはまずUnity AdsビッダーをiOSでテストし、結果が良好であることを確認しました。その後、Unity AdsビッダーをSuper SnailのすべてのiOSトラフィックで使用したところ、広告のARPDAUが29%増加しました。 

QCPlayのオペレーションマネージャーであるイフェイ・ワン氏は、QCPlayとUnityチームがUnity Adsビッダーを使用して、どのようにSuper Snailの非課金ユーザーからはるかに多くの収益を生み出したかを述べています。

非課金ユーザーを収益化

放置系RPGのSuper Snailは、主にアプリ内課金によって収益化を行っています。しかし、収益化されていない多くの非課金プレイヤーがいました。私たちは、他のゲームタイトルではironSource AdsとUnity Adsを使用するなど、すでにUnityのチームと強固な関係を築いていたため、非課金プレイヤーを適切に収益化する方法について、Unityチームにアドバイスを求めました。 

この時点では、従来のUnity Adsインスタンスのみをゲームで使用していました。Unityチームは、Unity AdsビッダーのA/Bテストを実施して、アプリ内広告の効果を向上させるように勧めました。チームは、私たちの当時の収益化戦略からレポートを収集し、それをUnity Adsビッダーを使用した場合に見込まれる収益改善と比較しました。そしてその比較を基に、A/Bテストを試すように私たちに提案してきました。

Unity Adsビッダーをテスト

グループAでは従来のインスタンスモデルを使用し、グループBではUnity Adsビッダーを使用してテストを実施しました。Unityのチームはこれらのテストの実施をサポートし、導入サポートするとともに、テストを実施してパフォーマンスを測定する最適な方法を提案しました。私たちは、LevelPlayのダッシュボードで収益、eCPM、ARPDAUの結果を注意深くモニタリングしていきました。

期待の持てるテスト結果：ARPDAUが71%、収益が65%増加

結果は非常に期待の持てるものでした。私たちのテストでは、Unity Adsビッダーを使用したグループBのARPDAUは71%、ウォーターフォールによる収益は65%増加しました。加えて、グループAの従来のインスタンスと比較して、eCPMが10倍になりました。

IAPゲームにとってワクワクするニュース：広告のARPDAUが29%増加

これらのテスト結果を見て、Super Snailのすべてのアプリ内広告でUnity Adsビッダーを導入すべきだと確信しました。Unity Adsビッダーにより、ARPDAUは29%増加しました。Super SnailがIAPゲームであることを考えると、これは極めて見事な改善でした。 

収益化スタックの最適化が成功したのは、Unityチームの効果的なコミュニケーションと専門的なアドバイスのおかげです。現在はUnity Adsビッダーの使用を同ゲームのAndroidトラフィックに拡大しており、引き続きUnityチームと連携できることを楽しみにしています。