ケーススタディ
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Higgs社は、世界中のプレイヤーへ楽しく、やりがいのあるパズルゲームを提供するパズルゲームデベロッパーです。

ironSourceのアプリ内ビディング機能であるLevelPlayとFacebook Audience Networkの活用を通じて同社タイトルの「Tile Connect」が一日当たりのアクティブユーザーの平均収益額(ARPDAU)を10%増加させるまでの経緯についてHiggs Studioに話を聞きました。

収益機会の損失

当社はこれまで40作以上のゲームを手掛けてきました。そして当社の社員は、それぞれのゲームごとにウォーターフォールの最適化を行ってきたのです。その結果、CPMやアドネットワークの表示順位の最適化、各ネットワーク側担当者とのコミュニケーションに費やす時間は膨大になりました。また収益機会の損失も大きな課題として受け止めていました。ウォーターウォールの最適化作業にかける時間が限られているため、最適化を十分に行うことができなかったのです。

アプリ内ビディングの機能とゲーム企業の活用事例については以前からあちこちで耳にしており、一度試してみたいとずっと思っていました。とりわけironSourceのアプリ内ビディング機能であるLevelPlayは当社が重視するFacebook Audience Networkと接続済みであり、事前の承認手続きを経る必要なく、同ネットワークにアクセス可であることを高く評価しました。

A/Bテストを実施

ただアプリ内ビディングを本格的に開始する前に、当社事業に対する適性を確かめなければなりません。そこで当社タイトルである「Tile Connect」でA/Bテストを実施したのです。ironSourceのテストツールを活用し、グローバル全体と米国市場単体でそれぞれ試してみることにしました。テスト設定は普段のウォーターウォール最適化作業よりもずっと容易であり、わずか数回ほどのタップ操作だけで完了しました。

「増収とウォーターウォール最適化に必要な作業時間の節減が確認できたことで、当社はその後、その他のすべてのタイトルをLevelPlayへと移行させました。」

テストが始まると、トラフィックがウォーターウォールとLevelPlayに均等に配分されます。尚、LevelPlayのグループでは、ironSourceとFacebook Audience Networkのビッダーを利用しました。

ARPDAUが増加

テストは15日間にわたり実施しました。グローバル市場全体では、LevelPlayのARPDAUがウォーターフォールと比較して9%増。米国市場単体では同じくLevelPlayが10%増となりました。

さらにインタースティシャル広告の平均的売り上げ(ARPU)は、LevelPlayが4.3%増を記録。増収を達成したことで、ユーザー獲得に投じることができる予算が拡大しました。

増収とウォーターウォール最適化に必要な作業時間の節減が確認できたことで、当社はその後、その他のすべてのタイトルをLevelPlayへと移行させました。アプリ内ビディングは、今では当社にとってなくてはならない機能の一つとなっています。

また、全てのプロセスにおいてironSourceチームの豊富な知見に驚かされました。マネタイズ側の設定において迅速かつ的確なアドバイスをもらい、当社のニーズを充分に理解してもらえているのだと感じました。

+10%

アメリカ ARPDAU

+9%

世界的 ARPDAU

Let's put these tips to good use

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